親知らずとは、前から奥歯に向かって数えて8番目の歯のことで、もっとも奥側に生える歯を指しています。親知らずという名称の由来ですが、親知らずが生えてくるのは10代後半から20代前半にかけてで、親が子供の歯を磨くことがなくなったタイミングで生えてくるため、親が知らない歯ということでこの名称になったと言われています。
親知らずは、抜くものという認識の方も多いですが、完全に歯肉に埋まっている、他の歯の邪魔にならなければそのままでも構いません。また、親知らずがむし歯になると突然痛みが発生することもあるため、処置としては抜歯が多くなりますが、場合によっては抜かずに治療した方が良いケースもあります。