治療の手順は、審査診断・治療計画・一次手術・治癒期間・二次手術・人工歯の装着の6段階に分かれています。審査診断ではレントゲン画像やCTなどのデータから治療を受けられる骨の状態であるかを確認します。また持病があるか治療中の病気がないか問診します。治療計画では埋め込むインプラントの数や大きさ、位置など患部の状態を元に検討します。一次手術では、歯の支柱となるチタン素材を顎の骨に埋め込む手術をおこないます。一次手術のあとは3〜6ヶ月の治癒期間を待ちます、これはチタン素材と骨の結合を待つためです。結合が完了したら、二次手術として人工歯を取り付けるための接続部品を装着します。二次手術では部品接続のため歯肉を開きますので、歯肉が治るまで再度2週間ほど時間を取ります。二次手術は手術といっても簡単な治療なので時間もかかりません。そして最後にセラミック製の人工歯を装着して完成です。